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体験型購入という考え方


10年ぐらい前は、家電量販店で、白物家電を見て回った後に、家に帰って価格ドットコムで買う。

みたいな事がショールミングと呼ばれ、ワイドショーなどでも社会問題視されていました。


しかしどうでしょう?

あの顧客行動、言い換えれば経済行動が

れっきとした消費者のニーズであり

『一円でも安いものを買いたい』

『でも、ネットで買うとどのような商品が届くのか不安』

このような心の声を裏づけた行動だと感じます。


さて、2022年の3月4日現在

皆さまはどのようなショールーミングを行なっていますか?


2008年頃は

店に見に来たのに買えへんのかーい!

って店員の声が聞こえてたのが

↓↓↓

2022年には

どんどん見ていって下さい。

買うのはネットで買ってね!


こんな流れが一般的になってきましたね。


ちょっと話はそれますが

マーケティング用語ではO2Oという言葉が出てきました。

O2Oとはonline to offlineと言う意味で

SNSを通じて製品情報やクーポンなどが情報発信され、受け取った消費者は店舗に出向き、気に入ったら購入するスタイルをさします。


CHOOSEBASE SHIBUYAはまさに

O2Oを行っていて、インスタやWebサイトにあるスタッフのおすすめアイテムなどの情報をお洒落な店内で手に触れ、気に入ったら購入できるスタイルを確立しています。


他方で逆のベクトルを持ったO2O(offline to online)も今後どんどん出てきますし、より生活や市場に溶け込んでくると感じています。


逆のベクトルとはどう言うことかというと、冒頭に述べたショールーミングがそれになります。


食品や生活用品などの今すぐ必要なものは

今まで通りのスタイルですが、比較的高価格帯の商品や購入にあたり比較検証をしっかりしたい商品などはこの流れに乗ってくると予想しています。


下記ショップをご覧ください。

GU STYLE STUDIO(2021/10クエスト原宿建替えのため閉館)


アパレルではすでに、このような流れが出来上がりつつあります。


私は大阪在住なので東京に出張に行った時しか寄ることが出来ませんが

渋谷、新宿、有楽町に

b8taと言うショップがあります。

もともと米国ではすでに2015年から消費者と商品の接点創出を提供する企業として成功を納めています。


前述のショールーミング店舗で、来店者の動きが記録されていて、どの商品にどれくらいの顧客が立ち止まり視線を向けたのかがデータ化されます。


b8taの実店舗に商品を出品した企業は、自社の商品が消費者にとってどのように認知されているかを知ることができる仕組みになっています。



アンテナ感度が高い、当ブログの読者なら

当たり前のように知ってそうで恐縮ですが

このb8taこそがショールーミングを企業とコラボしてビジネスに仕上げた素晴らしいビジネスモデルだと感じています。


JR大阪駅直結のビル、ルクアにE-SALON と言うb8taと同様のビジネススタイルを持つ店舗が2022年5月にオープンする情報を得ています。


まだ実体は見えていませんが

私はかなり高い期待感を持ってオープンを待っています。




今回はO2Oに関して記事を書きました。


まだまだ認知度が低い当社の製品ですが、このような体験型の店舗にどんどん展示して行って、お客さまに実際に使って頂き、納得した上で購入して頂ける3方良し(メーカー、店舗、お客様)の商売を目指していきたと考えています。


今まで通り、当社製品を一度使ってみたい方は気兼ねなく当社までご連絡下さい。

モニター用のサンプルをお送りさせて頂きます。




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